競売物件を買おうとする際の注意点

安い物件がほとんど

一生に一度の買い物、といわれることもあるほど住宅は高い買い物です。新築だと数千万円単位となることも珍しくありませんし、それがネックとなって購入に一歩を踏み出せない方もいるでしょう。競売物件の魅力は、そのほとんどが割安な価格に設定されているということです。

基本的に競売物件は入札方式で売買されるので、売却基準価格が低くなっていることがほとんどです。物件によって異なりますが、一般的な物件に比べると3割ほど安くなっていることも少なくありません。高い場合でも7~8割くらいの価格で購入できることが多々あります。この安さ、というのは競売物件における最大の魅力といえるでしょう。

競売物件によっては、ほとんど入札する人がいない、ということもあります。そもそも、競売物件という存在を知らない人もたくさんいますし、自分以外入札する人がいないということも。そのため、運がよければほとんど初回設定価格と変わらない価格で手に入れられる、ということもあります。もちろん、ケースバイケースではありますが、そのようなことが実際にあるのも事実です。とにかく安く家を手に入れたい、という方にとってはメリットでしかないでしょう。検討の価値はあります。